2017-05  SFYDD RC Underwater starship
Space Battleship YAMATO 2199 Second Edition
バンダイ1/500 宇宙戦艦ヤマト2199
1番艦はキット付属の展示台をプールサイドでも使用しています。発泡のメンテナンスデッキの方でバッテリー交換を行いますが、、カメラ装着の時には船体を持ち上げて下に手を入れられる展示台が重宝します。結局撮影時には両方を持って行かねばなりません。SEは撮影艦としての機能はありませんので展示台はディスプレイ用として使用できます。と、いうことならばこれは電飾台として作らない手はありません。

この展示台は結構大きいサイズなので色々仕込みやすいのではありますが、LEDの位置的にあまり綺麗に映すことができないのは1/500の時に経験済み。そこで、船体全部を照らすのでは無く、ストーリーを考えてそれに合わせるという事で考えました。ドックでは無く、惑星に着陸した時に係留して下からライトアップしたイメージと言うことでやってみました。下からサーチライトで照らしたり作業灯で船体を照らしたりという感じです。RCでバッテリーを入れてスイッチを入れれば電飾が付きますが、長時間使用するのは無理なので、艦橋部のみ別電源で光らせるようにしました。これならリポバッテリー不要でプロポも電源を入れておく必要がありません。展示台と艦橋の電飾でディスプレイが出来るようにしてみました。

船体電飾+LED展示台    

船体電飾LEDは1番艦と同じ。艦橋4、展望室2×左右、カタパルト管制室2、補助エンジン2,波動エンジン3、波動砲2、ショックカノン9、の26個のLEDを使用。
展示台はブルースポット2,スタジオライト1、白色5の計8個。
合わせて34個のLEDを使用しました。

 

 

船体の電飾はすべて水密加工したLEDを使用、LEDはそのままでも短時間なら水中でも使用できるのですが、水中モデルに使用すると端子とLEDの透明部分の隙間から水が入ってダメになります。そこでその部分を完全に防水化をするのですが、数年レベルの防水加工はそれなりに大変です。水中モデルは後からでは交換が大変なので、なるべくロングライフを目指さねばなりません。また、LEDを展示台に組み込むと照射位置を変えるのが難しいために、今回はフィギュア用のミニスポットを2個使用して変化が出せるようにしました。スポットの内蔵電池を展示台からの電源供給に代えて、電池交換の煩わしさを減らしました、展示台には単3電池4本を使用して8個のLEDを長期間使用できるようにしています、USBのAC電源供給も考えましたが配線不要の方が展示場所を限定されないのでやめました。ディスプレイケースに入れるならACなのですが、持ち出すモデルですし・・・。

LED展示台    
展示台にセットした状態のヤマト。ブルーのスポットがアクセントになっています。 展示台本体。手前のブルースポットは方向を変えられます。 第3艦橋を前から照らすスタジオライト風照明。シェードの角度である程度光の広がりを押さえられます。

  本体はRC時にすべての電飾が点灯しますが、RCを使用しないときには別電源に付け替えて艦橋部のみLED点灯可能。Lighting Magic LED展示台。

ライティングイメージ 艦橋電飾(前) 艦橋電飾(後) 展望室
基本的にすべて下からの照明なので、惑星着陸係留時の夜間作業照明をイメージしました。 環境部は第一艦橋が1LED、第二艦橋が2LEDで何れも白色拡散キャップと白色ディフージョン板を入れてなるべく均等に光るようにしています。 艦長室と後ろの観測窓はキットの配光パーツを使用し1個のLEDで光らせています。 展望室は2個の白色拡散キャップ付きLEDを使用し、さらに乳白ディフュージョン板を入れています。
       
カタパルト管制室 波動エンジンと補助エンジン 艦橋電飾別電源 第3艦橋部への照明
カタパルト管制室は左右にLEDを配置。拡散キャップを付けて光を柔らかくしています。 エンジン周りは赤色拡散LEDキャップを使用しています。 艦橋部を取り外して本体からの電源コネクタを別電源ユニットに付け替えて艦橋のみを光らせることが可能です。電源は浮力材と交換して内蔵できます。 第3艦橋へは前からスタジオライト風LEDで照らします。シェードの調整で光の広がりを変えることができます。