Construction 製造中 / メンテナンスドック
  YDD- ENTERPRISE NCC1701-E    
  Dock-B 1701E 2004年、YDD始動!
  エンタープライズ最新艦、
これを水中ビークルとして作りたい!、ここから私のUWVの制作が始まりました。船体の構造的に、全体サイズの割に有効スペースが非常に少ない形状ですが、あえてこれに挑戦しました。結果は・・・いきなり十数秒走っただけで3mの水底へ水没。
       
  このことでいろいろな問題や改善点が浮上。そのことが次のヴォイジャーの建造に大きな布石としてのこりました。E型自体の問題点の克服はまだ時間がかかりそうですが、これはゆっくり熟成させていきます。どこかE型の大型モデルを出してほしいなぁ。大きさの割に各部がスマートすぎて改造にはつらいモデルです。
       
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ENTERPRISE-1701-E  モデル情報
・ベースモデル:AMT  ENTERPRISE 1701-E

走行メカニズム
・推進方式 1軸スクリュー推進
・舵取り方式 ワープナセルのパイロン改造潜行舵 透明プラ版によるラダー

コントロールシステム
・4ch R/C システム
・サーボモーター GWS-Picoサーボ×3
・アンプ RN製オリジナルアンプ
・受信機 REX5
・バッテリー 動力用ニッケル水素 単4型5本
・動力用モーター 130SHモーター

電飾システム
・点灯用LED 高輝度3mmLED×5個
・点灯用バッテリー LR44ボタン電池3個

       
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  YDD-ENTERPRISE1701-A ●2004年5月、初テストで水深3mに水没!
  わずか10秒足らず・・・、あっという間に水没。原因はアンプの水漏れでした 。
船体内部のスペースが少ないのでアンプをアルミボックスに入れて前日からテストを行い、ほぼ問題なく動きそうだと考えていたのが甘かった。接着剤の選択ミスによって時間と共に水が漏れてくると言う自体に陥り、さらには水に弱いアンプがショートし走行不能になるという実に痛いミス。しかも浮力材自体が不足していて1mより潜ると自然には浮き上がらないという事も判明・・・。

水中モデルというのは実に難しい・・・と身をもって体験しました。ただ、水の中で自由に動くエンタープライズを一度見てしまったらもう止まらない。水中モデルの虜になってしまいました。
       
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内部パーツは内部スペースが非常に小さいため独立分散水密ボックスで構成。船体は円盤部船体部、ワープナセルと分解式になっています。これは塗装時に塗り分けやマスキングをしやすくするためです。完成してからの塗装はかなり厳しいですし、逆に塗装をすませてからのメカ配置の変更は塗装のやり直しになりますから、分解できることが必須条件でした。
       
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上下制御はパイロン部のエレベータで

上昇・下降制御をどうするかが最大のポイントですが、E型に関してはワープナセル支柱のパイロン部の一部を使って行うことにしました。狭いスペースに、更にラダー用のリンケージを通さねばなりませんが、船体後端にはスクリュー用のシャフトを通さねばならず、仕方なく左右に振り分けて配置。余計スペース的には苦しくなっています。

VOYAGER のように円盤部に透明潜舵という方法も無いこともありませんが、テスト時の機動を見ているとこの方式の方が良いような気がしています。
       
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内部スペースとの戦い

第2船体内部にはサーボボックスと、モーターユニットを配置しました。これもスペース的に非常に厳しいので、船体にエポキシパテを貼り付け型どりして作ったボックスに詰め込んでいます。

エンタープライズEの製作はほとんどがスペースとの戦いです。モーター位置とシャフトが、船体後部のちょうどいい位置にこないので、ギアをかませて位置調整をしました。通常潜水艦で行うギアダウンという意味合いではなく、位置合わせ優先でのギヤの使用となっています。
  2回の走行試験の後、現在再考中なのがこのモーターボックスです。走行後に中が曇って水滴が付く程度の浸水があります。これは割り切れば走らせることも可能ですが、何とも気分が悪いのでモーター自体の水密化仕様も検討はしています。
       
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内部スペースとの戦い

第2船体内部にはサーボボックスと、モーターユニットを配置しました。これもスペース的に非常に厳しいので、船体にエポキシパテを貼り付け型どりして作ったボックスに詰め込んでいます。
  エンタープライズEの製作はほとんどがスペースとの戦いです。モーター位置とシャフトが、船体後部のちょうどいい位置にこないので、ギアをかませて位置調整をしました。通常潜水艦で行うギアダウンという意味合いではなく、位置合わせ優先でのギヤの使用となっています。2回の走行試験の後、現在再考中なのがこのモーターボックスです。走行後に中が曇って水滴が付く程度の浸水があります。これは割り切れば走らせることも可能ですが、何とも気分が悪いのでモーター自体の水密化仕様も検討はしています。
       
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  picture-A1 その後のテストで・・・

2004/12の2回目のテスト走行時の写真。
このときは走行性のテストだったため電飾は搭載していません。ところが、これが新たな問題の発見につながりました。
  未塗装状態ではありますが、水中で真横になるとほとんど見えなくなると言う危険な状態。
テスト中も遠くに行くとロストすること3回。塗装自体もややグレーベースにしようかと思っていましたが、私のVoyagerぐらい白っぽくしないときびしそうです、しかも現状の柔らかな光の電飾では認知できないと言うことが判明。より目立つような電飾が必要だと言うことを実感しました。肝心の走行性能は、まずまず満足のいく手応えがありました。VOYAGER、A型、宇宙戦艦ヤマトと次々完成していく中でE型のことを決して忘れている訳ではありません。ただ、小さいものを作るのは非常に難しいのです。

もうしばらく時間をかけて考えたいと思います、それもまた趣味の楽しみ方の一つということで・・・。どなたかE型に挑戦する方はいませんか?私のはもうしばらく時間がかかりそうですから。(´ー`)